HAAHの投資意向書はなかった…双龍車、結局「法定管理」か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.02 09:17
双龍(サンヨン)自動車買収候補として期待を集めていた米国自動車流通会社HAAHオートモーティブは結局、投資意向書(LOI)を提出しなかった。これを受け、双龍車が新しい売却先を見つけて自律的に構造調整をするよう時間を与えていた裁判所も法定管理(企業回生手続き)の開始を検討し始めた。裁判所が双龍車の法定管理を宣言する場合、双龍車は法人清算危機に追い込まれるという分析も出ている。
裁判所と自動車業界によると、双龍車は先月31日、HAAHのLOIを除外したまま裁判所に補正書を提出した。ソウル回生裁判所の関係者は「双龍車が提出した補正書にLOI関連書類は含まれていなかった。債権団・利害関係者の意見を聴取した後、法定管理を開始するかどうかを最終的に判断する計画」と述べた。裁判所はHAAHの投資意思を確認するレベルで先月、双龍車に補正命令(裁判所が訴えを提起した当事者に不足する部分の補充を命令)を出した。