韓国の双龍車、11年ぶり生死の岐路…投資家なければ「法定管理」不可避
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.17 13:39
韓国の自動車メーカー双龍(サンヨン)自動車が14日、会計監査を担当するサムジョン会計法人から「監査意見拒否」を受けた。2四半期連続だ。これを受け、管理銘柄に指定された双龍車は18日に取引が停止された後、19日から取引が再開される。管理銘柄指定は2009年の企業回生手続き(旧法定管理)以来11年ぶりとなる。拒否の理由は累積赤字のため企業の連続性が不確かだからだ。双龍車は2017年1-3月期以降14期連続で赤字を出し、この期間の累積赤字は6271億ウォン(約560億円)にのぼる。
双龍車の将来は大きく3つのシナリオに圧縮される。▼大株主のマヒンドラが望むように新しい投資家が現れて突破口を開く▼政府が介入して双龍車株を取得して目の前の問題を解消する▼また法定管理に入る--ということだ。