「半導体大乱」最小3カ月…現代自動車は結局1週間工場止める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.31 08:57
現代自動車が車載用半導体を調達できず結局1週間工場を止めることにした。フォルクスワーゲン、トヨタ、ルノー日産、GMなど世界の自動車メーカーの一部工場の稼動中断を呼び起こした半導体不足が現代自動車まで襲ったのだ。今回の事態を契機に韓国が車載用半導体分野で能力を育てなければならないという指摘が出る。
現代自動車は30日、労働組合との協議の末に蔚山(ウルサン)第1工場を来月7日から14日まで稼動中断することを決めた。蔚山第1工場で量産する小型スポーツ多目的車(SUV)の「コナ」と電気自動車の「アイオニック5」を減産する。現代自動車関係者は「コナは前方カメラ半導体の需給支障で、アイオニック5はパワートレインモジュールが適時に供給されず休業を決めた」と明らかにした。現代自動車内外では今回の休業措置によりコナで6000台ほどの生産損失が避けられないとみている。