インドの「アストラ製ワクチン輸出中断」に憂慮…韓国保健当局「供給に支障ない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.26 08:47
インド国内の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染拡大が深刻化し、内需供給のためにアストラゼネカ(AZ)ワクチンの輸出を一時中断した。世界のワクチンの60%ほどを生産し、「ワクチン工場」と呼ばれるインドが輸出を停止し、国際ワクチン供給機構「COVAX(コバックス)ファシリティ」のAZ需給にも支障がもたらされるのではないかという懸念が出ている。これについて韓国保健当局は、COVAXから供給を受けることにした物量は国内生産されたもので、供給に支障はないと説明した。
25日、韓国疾病管理庁は、インド政府のワクチン輸出制限措置が国内供給に影響を与えるかについて「韓国に供給されるCOVAXのAZワクチンは国内のSKバイオサイエンスで生産される物量から供給されると通知を受けた」と発表した。