韓経:「基軸通貨国除けば韓国の債務比率はOECD6位」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.09 09:27
政界の一角で韓国の財政健全性水準が経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち良好な水準という主張を出しているが、こうした主張は誤っているという国策研究院の指摘が出た。ドルやユーロなどを使う基軸通貨国を除いた非基軸通貨国と比較すると国の債務比率は高い水準で、基軸通貨国とは比較自体が無理という診断だ。
韓国租税財政研究院が8日に刊行した「海外財政動向とイシュー分析」に掲載された「基軸通貨国と非基軸通貨国間の財政余力差」と題する報告書によると、韓国の国内総生産(GDP)比の一般政府債務比率は2019年基準41.9%でOECDの非基軸通貨国で6位を記録した。