イスラエル「ワクチン実験室を自任…米国よりも高値を提示した」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.08 10:53
「イスラエルはワクチン実験室になることを自任した。われわれが獲得した情報を韓国など世界と分け合ってパンデミック終息に貢献したい。韓国は防疫で、イスラエルはワクチン接種で世界のロールモデルであるだけに互いに学び合っていくことを希望する」
駐韓イスラエル大使のAkiva Tor氏が今月3日、中央日報との単独インタビューで強調した言葉だ。ソウル龍山区梨泰院(ヨンサング・イテウォン)の大使官邸でインタビューに応じたTor大使は、イスラエルのワクチン接種速度戦の秘訣を尋ねるとこのように答えた。イスラエルは現在、全世界でワクチン接種率が最も高い。Tor氏は「(3日現在)イスラエル人口930万人の半分ほどの440万人がワクチン接種2回をすべて完了した」とし「接種は継続して支障なく着々と実施されるだろう」と話した。イスラエルのワクチン接種をめぐって、国家名イニシャルを冠した「Iワクチン」という言葉も広く知られている。イスラエルはオーストリア・デンマークと4日、「ワクチン同盟」を構築することで合意した。