韓国検察総長「私が憎いからと国民の利益を人質にするのか…重大犯罪捜査庁は歴史の後退」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.03 11:37
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長が、重大犯罪捜査庁の新設でいわゆる「検察捜査権の完全な剥奪」をしようとする与党の動きについて、「我々の社会を後退させる」と発言した。尹総長は「力がある人たちの横柄と反則を処罰するのは、理念とは関係なく、庶民の生活と直結した問題だ。国民が分からなければいけない」と訴えた。2日に中央日報が40分間ほど行った電話インタビューでだ。
「尹錫悦排除」局面でも公開発言を控えてきた尹総長は「力がある者の反則」に言及するたびに語調が強まった。以前のメディアのインタビューで「職をかけて防げるのなら100回でもかける」という所信を明らかにしていた尹総長は「検察総長の下から検事をすべて抜いてもよい。しかし腐敗犯罪に対する力量は捜査・起訴を融合して守らなければいけない」と繰り返し強調した。以下は尹総長とのインタビュー全文。