「文氏は大統領か国王か」…21世紀の韓国で時ならぬ「王」論争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.23 07:48
場外野党圏の批判はもっと露骨だ。特に、文大統領の過激支持層である、いわゆる「ムンパ(文派)」に対する批判がそうだ。檀国(タングク)大学医大のソ・ミン教授は先月の言論インタビューで「私が朴槿恵前大統領を嫌った理由は民主主義に対する認識が不足していると考えたからだ。王が支配する国にしようとしている気がした」とし「ところが文在寅政府はその程度がさらに深刻だ」と主張した。続いて「大統領の下で働く人々、大統領を支持する人々はこの政府を朝鮮王朝を迎えるかのようにしている」とし「文大統領はそれをあまりにも当然だと思っている。きまり悪くないのだろうか」と話した。
脈絡は違うが、与党でも文大統領を時々王にたとえることがある。