「殴ってこそ実力上がる」…韓国体育界の日常化した暴力、今も続く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.16 14:56
「スポーツというもの自体が少し殴ることも必要だと思う。そうしなければ好成績を出すのが難しい」(高校生男子野球選手)。
「先輩もしてきたので自分たちもそれが自然になった。スポーツする人たちは殴られてこそ気合いが入る」(中学生男子アーチェリー選手)。
2019年に国家人権委員会が小・中・高校など学生選手6万人を全数調査した当時に出てきたコメントの一部だ。最近、女子プロバレーボール選手のイ・ジェヨン、イ・ダヨン(25)の双子姉妹が過去に犯した校内暴力の暴露をきっかけに、スポーツ選手の暴力の前歴に注目が集まっているが、依然として一線の学校では選手が暴力に露出していて、被害者さえもこれを当然視しているという指摘がある。