距離の確保で賃金7.4%損失、貧困指数は6.4%ポイント上昇=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.02 09:33
昨年、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)にともなう社会的距離の確保の施行で貧富の格差がさらに拡大したという分析が韓国銀行から出た。
韓銀が1日公開した報告書によると、昨年社会的距離の確保期間(3~12月)に国内貧富の格差を示すジニ係数は0.009ポイント上昇した。ジニ係数が大きくなるほど貧富の格差が激しくなるという意味だ。貧困指数(最小限の所得水準以下で暮らす国民の割合を計量化した数値)は6.4%ポイント上がった。低所得層の生活が比較的にさらに厳しくなったという意味だ。