ハンファグループが買収した韓国唯一の人工衛星製造企業…代表インタビュー(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.28 15:52
今月13日、ハンファグループのハンファエアロスペースが資本金36億ウォン(約3億3700万円)のコスダック(KOSDAQ)ベンチャー企業の株式20%を取得するという計画を公示した。ハンファが公示した株式取得目的は「衛星分野への事業拡張」だった。ハンファ系列会社の仲間入りを果たした「サトレックアイ」は韓国唯一の人工衛星製作会社で、1999年に設立された。今回のサトレックアイ買収はハンファグループの「宇宙産業への本格参入」を知らせる信号だといえる。ハンファエアロスペースは2018年ハンファテックウィンから名前を変えたが、まだ宇宙部門での売上は事実上一度もない。反面、サトレックアイは年間900億ウォンに近い売上で15%前後の営業利益を上げている会社だ。人工衛星の輸出が売上全体の大部分を占めている。ハンファエアロスペースは有償増資に参加する形態で新株を取得し、転換社債を取得した。旧株の売却ではなく、サトレックアイの大株主は誰も「金の座布団」には座れなかった。むしろ持株比率が下がり、2大株主以下に押し出された。創業した会社を育て、大企業に売る既存のベンチャー企業「ヒットストーリー」とは全く違うやり方だ。22日、大田(テジョン)サトレックアイ本社でパク・ソンドン理事会議長(54)とキム・イウル代表理事(52)に会った。
--大企業の系列会社になった。