韓国で接種予定のアストラ製ワクチン…豪医学界「効能に疑問」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.14 16:18
オーストラリア医学界でアストラゼネカの新型コロナワクチンがイシューになっている。アストラゼネカ製ワクチンの効能に疑問を提起し、政府に接種推進の中断を要求する声が出てきたからだ。オーストラリアも韓国と同じく来月からアストラゼネカ製ワクチンの接種を始める予定だ。
13日(現地時間)のロイター通信、豪シドニーモーニングヘラルド、英フィナンシャルタイムズ(FT)などによると、オーストラリアの一部の医学者は「アストラゼネカ製ワクチンは効能が相対的に低いため集団免疫を達成するのは難しい」と懸念している。これに対しアストラゼネカ製ワクチンの接種をやめて、ファイザーとモデルナのワクチンを多く購入すべきだと主張している。ワクチン企業の発表によると、臨床第3相でファイザーとモデルナのワクチンは95%程度の効能があったのに対し、アストラゼネカのワクチンは定量をすべて投与した場合の効能が62%だった。