762人感染後に…担当の韓国法務長官がソウル東部拘置所訪問
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.30 08:39
ソウル東部拘置所(以下、東部拘置所)内の新型コロナウイルス感染症集団感染の原因と責任をめぐり批判の声が出ている。専門家らが初期に全数検査をしなかったことなど対処不十分を最も大きな問題点と指摘している中、当局間の責任転嫁攻防も見られる。最初に感染者が発生した先月27日以降、沈黙を続け、1カ月ほど経過した29日に東部拘置所を訪問して実体把握に入った秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官に対する批判も強まっている。
疾病管理庁によると、東部拘置所では28日に233人の感染が新たに確認され、関連感染者数は762人となった。3月の大邱(テグ)新天地教会事態、8月のソウルサラン第一教会事態に続き、単一集団発生では3番目に多い。感染者は収容者が720人、職員が21人、職員の家族が21人。収容者の感染比率は全体(18日基準2419人)の3分の1に近い。