外国人観光客の足が途切れて…閉店に追い込まれた「未来遺産」元祖ビビンバ店=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.29 08:19
3代にわたって元祖石焼ビビンバの味を伝えてきたソウル明洞(ミョンドン)の名店「全州中央会館」が店を閉めた。石焼きビビンバを初めて売り出した50年の歴史を誇る老鋪だ。ソウル市が保存価値が高いと判断して「ソウル未来遺産」に登録するほどその伝統を誇った。だが、今年7月に廃業申告を出した。
ソウル市・中区(チュング)などによると、こちらは明洞という立地とビビンバというメニューのおかげで外国人客が70%を占めていたが、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の余波で観光客の足が途切れ、深刻な経営難に陥っていた。