韓経:「対北朝鮮ビラ禁止法、バイデン新政府と衝突」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.21 09:00
対北朝鮮ビラ散布を禁止した「南北関係発展に関する法改正案(対北朝鮮ビラ禁止法)」が表現の自由を重視するジョー・バイデン米新行政府の政策と衝突するだろうという観測が提起されている。
米ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」のマイケル・カービー元委員長は16日「米国人が絶えず言うのが修正憲法第1条」として「対北朝鮮ビラ禁止法は米国の新行政府との葛藤を招く可能性がある」と話した。修正憲法第1条は言論出版集会の自由を侵害したり、政府に対する嘆願の権利を防いだりするいかなる法制定も禁止している。カービー元委員長は「北朝鮮がどれほど恐ろしくて衝撃的な政権なのかを北朝鮮内市民に知らせる脱北者を防ぐ行為に対して米国新行政府は私よりさらに強い懸念を表明するものと考える」と再度強調した。