韓国で過去初めての検察総長懲戒…尹錫ヨル氏の「停職2カ月」は文大統領の手の中に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.16 07:32
韓国法務部検事懲戒委員会で、尹錫ヨル(ユン・ソクヨル)検察総長が停職2カ月の処分を受けた。尹総長は今年1月の秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官就任以降、人事権を失った事実上「植物総長」だったが、月城(ウォルソン)原発捜査など政府の核心に対する捜査は引き続き指揮してきた。だが、この処分を大統領が裁可する場合、処分は確定して尹総長は2カ月間の指揮権まで喪失することになる。
16日、法務部によると、前日午前10時30分からこの日午前4時まで17時間30分程開かれた懲戒委で、停職2カ月案が可決された。懲戒委員4人は特別弁護人が退場した後の前日午後9時からこの日午前4時まで7時間近いマラソン会議を行った。懲戒委員は解任から停職6カ月と4カ月などさまざまな意見を出した。