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今は防疫でなく「ワクチンリーダーシップ」…スターに浮上した首脳、沈んだ首脳

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.09 10:51
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新型コロナウイルス感染症の大流行過程で世界各国指導者のリーダーシップを評価する基準は「どれほど効果的に拡大を防ぐか」だった。いわゆる「防疫リーダーシップ」だ。

現在は英国などでワクチンの接種が本格化し、これまでとは異なる基準が注目されている。それはワクチンの確保と接種を成功に導く「V(ワクチン)リーダーシップ」だ。体系的にワクチンを確保し、国民が自発的に接種するよう説得する指導者がいる一方で、不安と不信感を招く指導者もいる。

 
◆モリソン豪首相「ワクチン購買、投資ポートフォリオのように」

「我々の戦略は我々の国民が(ワクチン)待機行列の前に立つようにすることだ」。

先月5日(現地時間)、モリソン豪首相はワクチンを先に購買する理由をこのように語った。購買順にワクチンが供給される可能性が高い状況で、国民を長く待たせないということだ。

モリソン首相はこの日、豪政府が米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチン1000万回分とノババックス(米国)のワクチン4000万回分を契約した、と発表した。これに先立ちオーストラリアは英アストラゼネカのワクチン、豪クイーンズランド大が開発したワクチンも購入した。

モリソン首相はこれでオーストラリアが4種類のワクチン計1億3480万回分を確保したと明らかにした。先月のオーストラリアの一日の新規感染者数は10人前後だった。にもかかわらず人口(約2550万人)1人あたり5.3回分という十分な量をあらかじめ確保しておいたのだ。

オーストラリア政府は体系的なワクチン購買のために「分散投資」概念を導入した。モリソン首相は製造方式がそれぞれ異なる数種類のワクチンを購入したことについて「我々は全部の卵を一つのかごに入れない」と説明した。また「専門家が推薦すればワクチンを追加で導入する」とも話した。どのワクチンがより有効で安全かが不確かな状況で、数種類のワクチンを購入してリスクを減らすということだ。

モリソン首相は2015-18年、オーストラリア財務相を務めた。ハント豪保健相は「オーストラリアはワクチンポートフォリオをmRNA(ファイザー)、ウイルスベクター(アストラゼネカ)、組み換えたんぱく質(ノババックス)で組んだ」と説明した。

オーストラリアはワクチンを全国民に無料接種する計画だ。オーストラリアの新型コロナ累計感染者数は2万7984人(8日基準)と、韓国(3万8755人)より1万771人少ない。

◆ニュージーランド首相「先に確保、無料供給、公開接種」

「防疫模範国」に挙げられるニュージーランドのアーダーン首相は4日、テレビ番組に出演し、「ワクチンを公開的に接種する」と語った。「率先垂範を見せることが最も重要」と述べながらだ。

続いて「ワクチンを確保するには費用がかかる。しかし(コロナで)命を失うことや我々の経済が受ける打撃と損失とは比較できない」と強調した。

アーダーン首相はワクチンをすべての国民に無料で接種すると明らかにし、「このために政府は多くの資金を備蓄した」とも伝えた。ニュージーランドは10月にファイザーのワクチン150万回分(75万人分、2回接種)を契約し、11月には米ヤンセン(ジョンソンアンドジョンソン系列会社)のワクチン200万回分(1回接種)購買と300万回分の追加確保に成功した。

ニュージーランドはすでに5月にコロナワクチン確保に向けた政府レベルのタスクフォース(FT)を設置し、ワクチン開発会社と協議に入った。第1次として3700万ニュージーランドドル(約27億円)を投入し「できるだけ早期に安全で効果的なワクチンを十分に確保する」という目標を立てた。当時、ニュージーランドの一日の感染者は0-6人だった。結局、人口約480万人のニュージーランドは計650万回分のワクチンを手に入れた。

このようにファイザーのワクチンを急いで確保したニュージーランドでも、接種の開始は来年3月から可能と予想される。アーダーン首相は「開発会社の初期供給物量はすべての人に投与するには足りないため、ワクチン接種までには少し時間がかかるかもしれない」と説明した。

アーダーン首相はコロナ事態全般でリーダーシップを見せたという評価を受ける。ニュージーランドの新型コロナ累計感染者数は2085人だ。

◆「人口1人あたり確保量1位」カナダ、「ファイザーワクチン世界初接種」英国

カナダのトルドー首相は7日、記者会見を開き、「ファイザーのワクチンが緊急使用承認を受ければ、早ければ来週にも接種を開始し、今月中に最大24万9000回分を接種することになるだろう」と明らかにした。「大変な一年であり、我々はまだこの危機から抜け出せていないが、もうワクチンは来ている」という慰労と希望も伝えた。

カナダは国民1人あたりのコロナワクチン確保量(9.5回分)が世界トップ。潜在購買量まで加えると1人あたり10.9回分に増える。人口約3770万人のカナダは今まで4億1400万回分(5600万回分は潜在購買物量)のワクチンを確保した。

種類も7種類にのぼる。臨床第3相の結果が出たアストラゼネカ、ファイザー、モデルナのワクチンのほか、第3相を進行中または控えたヤンセン、サノフィ(フランス)、メディカゴ(カナダ)、ノババックスの新型コロナワクチンも購買した。

「ワクチンの過剰購買」という一部に指摘に対し、トルドー首相は「どのワクチンが有効なのか、どのワクチンが先に到着するのかに関係なく、国民に数千万個のワクチンを確保できるという確信を与えるため」と説明した。カナダもワクチンを全国民に無料接種する。

英国は2日、世界で初めてファイザーのワクチンに対して緊急使用承認をしたのに続き、8日から接種を始めた。英ガーディアンはこれについて「ボリス・ジョンソン首相の『政治的勝利』」と評価した。ジョンソン首相が英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)が早期に新型コロナワクチン緊急使用を承認できるようにする規定を通過させたからだ。

英国は自国が開発したアストラゼネカのワクチンを含めて計7種類のワクチンを購入した。人口1人あたりのワクチン購買量は5.23回分で、カナダに次いで多い。また、ジョンソン首相はワクチンに対する大衆の不安を解消するため、ワクチン接種場面を生中継する可能性もある。

◆「ライブ接種」見せる米元大統領3人

米国ではオバマ前大統領、ブッシュ元大統領、クリントン元大統領がワクチンをカメラの前で接種すると明らかにした。ワクチンに対する大衆の不安を解消するために「ライブ接種」を自ら要望したのだ。

オバマ前大統領はある放送番組のインタビューで、「大衆の信頼を高めるために放送に出演してワクチンを接種したり、その姿を撮影する可能性がある」と述べた。ブッシュ元大統領側は「まずワクチンが承認を受け、優先順位グループが接種した後、(ブッシュ元大統領は)喜んでカメラの前で接種するだろう」と明らかにした。

クリントン元大統領側も「クリントン元大統領は防疫当局が定めたワクチン接種優先順位に基づき、できるだけ早期にワクチンを接種する」とし「すべての米国人に接種を推奨するのに役に立つのなら公開的に接種する」と話した。

ワシントンポスト(WP)は7日、「ワクチン接種の歴史は、医学に対する公信力の形成が科学ほど重要であることを示している」とし、こうした元大統領の公開接種について「ワクチンに対する大衆の信頼を高める」と論評した。米食品医薬品局(FDA)は今月10日、ファイザーワクチンの緊急使用承認に関する決定を出す予定だ。

◆リーダーシップを発揮できない首脳ら

トランプ米大統領は、米製薬会社が開発したファイザーのワクチンに対する世界初の承認・接種というタイトルをジョンソン首相に奪われたという評価が出ている。トランプ大統領はファイザーのワクチン臨床試験の最終結果が大統領選挙後に発表されたことに怒りを表し、開発の成果を自身の業績だと強調した。

ロシアのプーチン大統領は8月11日、ロシアが自国で開発したワクチン「スプートニクV」の使用を承認したと明らかにしながら「私の娘も接種した」と述べた。第3相の結果が出る前に使用を承認し、人々の憂慮を払拭しようとしたのだ。

しかし承認から3カ月が経過した先月、第3相の結果発表(免疫効果95%)が出てきたが、プーチン大統領本人は接種していなかったことが伝えられ、CNNなど海外メディアの指摘が続いた。

ブラジルのボルソナロ大統領は先月26日の演説で「私はワクチンを接種しない。それは私の権利」と述べた。「大統領が率先してワクチンに対する不信感を助長する」という批判が出てきた。

ブラジルの新型コロナ累計感染者数は662万人、累計死者数は約17万人にのぼる。ボルソナロ大統領はマスク着用についても懐疑的な意見を明らかにし、7月にコロナに感染した。

フィリピンのドゥテルテ大統領はワクチンを確保する過程で右往左往する姿を見せた。7月には中国がコロナワクチンを供給すればフィリピンは南シナ海の領有権主張をやめることもできると示唆した。8月にはロシアのワクチンに対して全面的な信頼を表明して「私が先に摂取する」と述べたが、突然、来年5月に接種の時期を延期した。

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