韓国外交次官「世界遺産、全体の歴史が重要」…軍艦島を間接的に批判
ⓒ 中央日報日本語版2020.11.25 10:46
李泰鎬(イ・テホ)韓国外交部第2次官は24日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)韓国委員会と共同でソウル・プラザホテルで開催した「2020ユネスコ世界遺産解釈国際会議」で1992年世界遺産に登録されたドイツの「ランメルスベルク鉱山」に言及して「未来世代が世界遺産をめぐる全体の歴史と様々な話を理解できるように包括的かつ包容的な遺産解釈が重要だ」と明らかにした。
李次官は「ドイツの『ランメルスベルク鉱山』は強制労働の痛みに関する膨大な資料を展示することで強制労働犠牲者をたたえ、遺産の全体歴史を均衡的に見せている」とし「肯定の歴史だけでなく『負の歴史』も受け入れるべきだ」と強調した。