【リセットコリア】海外コロナワクチンの確保と自主開発を急ぐべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.23 10:56
ファイザーやモデルナなどグローバル製薬会社が新型コロナワクチンの臨床結果を次々と出している。韓国も4月中旬から政府レベルの支援委員会を設置し、ワクチン対策を講じてきた。ワクチンは効能も重要だが、健康な人々に接種するため安全性がより一層重要となる。効能と安全性を共に確認してワクチンを供給するには、長期の投資と研究・開発が必要だ。しかしパンデミック状況では迅速な開発が要求される。10-15年かかるワクチン開発を1年以内に短縮しようとすれば困難な点が多い。
多くの人が全国民を保護するワクチンを確保できる可能性について疑問を表している。専門家は一つの方法だけでウイルスを抑えるのはリスクが大きいという意見で一致している。戦争の対象が人類が経験したことがない新型ウイルスであるうえ、迅速な対応が可能な生産方式で商用化されたワクチンもないからだ。不確かな状況では政策的に少なくとも2つの方法を同時に追求するのがよい。