「腕がガチョウの卵ほどに腫れた」…ファイザー・モデルナのワクチン、副作用警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.20 09:04
米国製薬会社ファイザーとドイツ企業のビオンテックが開発中の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン候補物質が臨床3相で95%の効能を示したという最終結果が発表された。ファイザーは20日(現地時間)、米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可(EUA)を申請する計画だ。通常、1カ月以内のFDAの審査期間を考慮すると、来月中旬までには承認が出るものと見られる。
これについて、米国の国際学術誌サイエンスは「科学の画期的なマイルストーン」と評価した。ファイザーは7月から、米国と世界の120以上の地域で4万4000人を対象に実施した第3相データを分析し公開した。試験参加者の半数はワクチン候補物質を2回接種し、残りの半数にはプラシーボ(偽薬)を投与した。その結果、プラセボグループではコロナの感染例が162件発生したのに対し、ワクチン接種グループでは8件にとどまった。この数値を比較すると、ワクチン候補物質が95%の効果があるというのが同社の説明だ。