ウォン相場1ドル=1100ウォン台に迫る…当局は口先介入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.17 08:20
ウォンが1年11カ月ぶりに1ドル=1110ウォンを割り込んだ。16日のソウル外国為替市場は前取引日より6.30ウォンのウォン高ドル安となる1ドル=1109.30ウォンで取引を終えた。ウォンが1ドル=1110ウォンを割り込んだのは2018年12月以来だ。
米大統領選挙での民主党のジョー・バイデン候補の当選確定でウォン高ドル安の流れが強まった状況で外国為替当局の「算法」は複雑になった。「ウォンが上がれば輸出企業に不利になり、韓国経済全般に否定的」という過去の考え方が通じないからだ。ウォン高が輸出企業に不利なことは事実だが、海外から原材料を調達する企業にはメリットだ。