通貨スワップの効果尽きたか…KOSPI1480、ウォン1260ウォン台に「急落」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.23 18:46
韓米通貨スワップ締結のニュースの「効果」はすでに尽きたのか。23日の韓国の金融市場では株価とウォン、債券価格が一斉に下落する「トリプル安」現象が現れた。韓国総合株価指数(KOSPI)は1500を割り込み、ウォン相場は1ドル=1260ウォン台にウォン安が進んだ。先週末に海外市場で積もった悪材料が一気に反映された余波だ。
この日のKOSPIは前取引日より83.69ポイント(5.34%)安の1482.46で取引を終えた。取引開始直後には1458.41(6.88%安)まで値を下げた。外国人投資家が6400億ウォン、機関投資家が3600億ウォンの株式を売った。個人投資家は9200億ウォンの買い越しで指数防衛に出たが力不足だった。KOSDAQ指数は23.99ポイント(5.13%)安の443.76で引けた。KOSPI市場とKOSDAQ市場では取引開始直後に先物価格急落を受け、プログラム取引の売り注文効力を停止する「サイドカー」が発動されたりもした。アジアの証券市場もほとんどが下落した。香港ハンセン指数は4%、中国上海総合指数は3%以上落ちた。