韓経:<米大統領選>日本経済に最悪のシナリオは「ブルーウェーブ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.05 10:02
米大統領選と米上下両院選の結果への対応に追われる日本政府と経済界は、民主党がホワイトハウスと議会を共に掌握する「ブルーウェーブ」を最も警戒している。産経新聞は4日、「米国が民主党政権になれば日本は通商交渉などで厳しい立場に追い込まれた経験が多い」とし、米国の選挙結果が日本経済に及ぼす影響を4つのシナリオで紹介した。
日本経済にとって最悪のシナリオは、バイデン民主党候補が勝利し、民主党が上下両院で過半数の議席を獲得する場合と分析される。政府と議会を掌握したバイデン政権が米国の環境政策をクリーンエネルギー中心に転換すれば、日本の製造業で最も大きな比率を占める自動車・エネルギー業界が打撃を受けるからだ。バイデン候補は2050年までに米国の二酸化炭素排出量を実質「ゼロ」にするという公約を掲げた。このため再生可能エネルギーのインフラを拡大する一方、温室効果ガス排出規制を強化すると予想される。