韓国の最高税率はOECD平均の2倍…相続税改編、急流に乗るか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.04 11:44
李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン会長死去後にふくらんだ相続税制改編議論が急流に乗るか注目される。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官が3日の国会企画財政委員会で「極端な副作用があるならば点検が必要だろう」と言及してだ。
洪副首相はこの日開かれた国会企画財政委員会全体会議で「高い相続税率が脱税と便法を助長する側面がある」という「共に民主党」の梁香子(ヤン・ヒャンジャ)議員の指摘に、「極端な副作用があるならば点検が必要ではないか。投機資本の手に韓国企業が渡ることはあってはならない」と答えた。これはこれまで富の集中を緩和すべきという名目で相続税制改編に保守的立場を取ってきた政府の気流とは全く異なる姿勢だ。