サムスン電子の経営陣、労働組合と頭を下げてあいさつ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.04 10:33
サムスン電子の労使が初めて正式にあいさつを交わした。経営陣と勤労者の約束である「団体協約」交渉を兼ねた席だ。労使間の団体協約が実際に締結される場合、1969年にサムスン電子が設立されて以来初めてとなる。李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長(52)は今年5月、国民に向けた謝罪で労使関係において実定法を遵守する意志を強く表した。
サムスン電子の労使の第1次本交渉は3日、ソウル汝矣島(ヨイド)韓国労働組合総連盟(韓国労総)会館で開かれた。この日、サムスン電子のナ・ギホン人事チーム長(副社長)はキム・マンジェ韓国労総傘下金属労連委員長に頭を下げてあいさつした。韓国労総金属労連は全国サムスン電子労働組合(4労組)の上級団体で、SKハイニックス生産職労働組合も下部組織に置く産別労働組合だ。会社側との団体交渉に臨んだサムスン電子の労働組合は計4つの労働組合の連合体の性格を帯びる。半導体事業場所属の勤労者が主軸で組合員数が最も多いサムスン電子4労組、上級団体がないサムスン電子事務職労働組合(1労組)、サムスン電子亀尾(クミ)支部労働組合(2労組)、サムスン電子労働組合(3労組)が参加した。