現代車総帥、19年ぶり労働組合に会う…鄭義宣会長「我々は家族、未来型自動車に向け一致協力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.04 08:55
鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ会長が就任後初めて現代車労働組合の指導部と会い、生産性と品質の向上、雇用の安定などについて話し合った。父・鄭夢九(チョン・モング)名誉会長が2001年に蔚山(ウルサン)工場を訪問して労働組合と面談したが、公式的な対話をする前例がなかった点を考慮すると極めて異例だ。
現代車労使は3日、「先月30日、鄭会長と現代車経営陣がイ・サンス金属労働組合現代車支部長と昼食を一緒にしながら対話した」と明らかにした。今回の対話はイ支部長の公式提案で始まった。イ支部長は先月の鄭会長の就任直後、鄭会長-現代車代表(経営陣)-労働組合の3者対話を提案し、鄭会長側も前向きな立場を伝えた。ようやく実利主義性向の労働組合指導部が誕生し、2年連続で無争議賃金交渉妥結となっただけに、これに応じるのが共生の道と判断したという。