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【コラム】創造・革新なく生態破壊中の韓国、再起できるのか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.02 12:11
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新型コロナウイルス感染症のような疾病が地球上に繰り返される根本的な原因は、地球の環境と人間の生態系の内部で生じる深刻な沈下破壊現象を長く放置したからだ。生態系とは万物の生成-成長-老化-革新-変化-消滅-再生成の循環体系をいう。こうした生態系構造は、生成と成長構造、変化・老化と革新構造、消滅と再生成構造で構成される。こうした革新と再生性の循環過程が健康かつ円滑でない場合、生態系は沈下して結局、廃棄・斃死にいたる。

こうした現象は自然生態系に限られたものではない。政治・経済・社会の各分野にわたり人間の逸脱した本性と貪欲、過剰執着が、人間に関連する生態環境を沈下、破壊させてきたことを我々は新たに知ることになった。また、生態系の健康性は一国の躍動性・柔軟性・多様性・拡張性に直接影響を与える。

 
政治家、特に革命家・改革家は旧体制を創造的に破壊しようと刀剣を握る。しかし彼らはその行動が生態系をどう破壊するかについては知らない。2003年8月に北京大の教授として招へいされ、出国を数日後に残していたある日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と官邸で夕食をする機会があった。一人だけが同席して議題なく対話している間、盧大統領が「歴史がなぜ盧武鉉を召喚したのだろうか」と質問した。私は5年単任大統領なので歴史に対する負担感を抱かないのがよいと答えた。盧大統領は「大統領に就任しながら、過去40年の国家発展体制を創造的に破壊すべきという使命を与えられたのではないかと考えてみた」と述べた。私は創造的破壊が概念上、複雑性とあいまい性を帯びていて、政治的に非常に慎重な用語だと伝えた。特に、5年単任大統領として破壊だけをして創造・革新ができなければ国家に災難が訪れるおそれがあるとし、創造・革新の重要性を強調した。

◆文政権、創造的破壊の論理的な罠に

その後、私は盧大統領が創造的破壊の歴史的使命をどう消化するかに注目した。盧大統領は改革部門別のロードマップを作り、多くの専門家を集めて熟議委員会も運営し、国政革新に没頭したと記憶している。その後、10年の歳月が流れ、盧大統領の側近の後輩である文在寅(ムン・ジェイン)大統領が登場した。文大統領は盧大統領が過度に熟議型であるため改革のタイミングを逃したと考えた。それでろうそくの狂風が吹いて野党が支離滅裂になる時、革命的に旧体制を積弊にして破壊し、これを通じて社会の動力であるパワーエリートグループを自分たちの陣営の人物に入れ替えるのに力を注いだ。

2人の進歩大統領の共通のテーマは創造的破壊だったが、これを眺める観点と行為規範は全く違った。盧大統領はなぜ深い苦悩の中で複雑な熟議過程を踏もうとしたのだろうか。盧大統領はさまざまな改革課題を推進する過程で、国家共同体の利益と自分の陣営の利益が衝突するケースを数多く経験した。そして両者の均衡点を見いだそうと深く苦悩したと記憶している。一方、文大統領はろうそくの力を過信した結果、国家共同体の利益は後回しにし、進歩陣営の利益拡大に努力を集中したとみられる。

創造的破壊という用語を初めて使用したのは、マルクス主義者だったオーストリアのヴェルナー・ゾンバルト(1863-1941)だった。ゾンバルトは戦争や伝染病、革命を通じた破壊が創造を誘発すると信じた。しかし後に自ら認めたように18世紀中葉以降、産業革命時代の技術革新と製造業の発展過程を説明できなかった。その後、ジョセフ・シュンペーター(1883-1950)は創造と破壊の順序を明確に規定した。シュンペーターは技術革新が経済発展を牽引すると信じて、創造・革新が昔のものを市場体制内から自然に追い出すと説明した。

文在寅政権は18世紀型ヴェルナー・ゾンベルト式の創造的破壊の論理的な罠にかかったようだ。破壊が創造を誘発すると信じている。こうした認識に基づき文在寅政権は急激な高齢化と二極化の中でもそれなりに維持されてきた従来の生態系を積弊清算という名分で広範囲に沈下、破壊させた。現政権に入るまで韓国経済には十分ではないが革新生態系が作動していた。しかし過去数年間、革新・創造の名の前には積弊という別の名がちらつく。積弊とは長期間の蓄積であり結果だ。これをアレクサンダー大王がゴルディアスの結び目を切るように一刀両断した。理念家・非専門家・少数派で構成された文在寅政権は生態系の多様性・躍動性・柔軟性と循環体系について理解できなかった。そして確証バイアス症候群に陥った。過去60年余り、艱難と苦痛を乗り越えながら蓄積したプラスの資産とマイナスの負債を共に燃やしている。

【コラム】創造・革新なく生態破壊中の韓国、再起できるのか(2)

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    2020.11.02 12:11
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    文在寅政権の積弊清算が国家生態系の循環体系を回復不能状態にしたという指摘が出ている。2017年にソウル光化門で社会的ゼネストをした民主労総。[中央フォト]
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