<李健熙サムスン会長死去>サムスングループの支配構造変化、引き金引かれた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.26 10:51
25日の李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン会長の死去でサムスングループの支配構造にも変化が近づいた。息子の李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長がグループの「キー」を受け継ぐことになったが、支配構造改編と継承の仕上げまでは課題が少なくない。
独占規制および公正取引に関する法律(公正取引法)上、サムスングループのオーナーはすでに李副会長だ。2018年4月に公正取引委員会はサムスングループの同一人(オーナー)を李健熙会長から李在鎔副会長に変更した。公取委は▽李会長が病に倒れてから李副会長の決定によりサムスン物産・第一毛織合併、未来戦略室解散などの重大な組織変化があり▽2018年2月の高裁判決で李副会長をサムスングループの事実上のオーナーだと規定し▽サムスングループの支配構造上最上位にあるサムスン物産の株式を李副会長が最も多く保有している――という点を根拠に上げた。