<李健熙サムスン会長死去>文大統領「韓国の経済成長をけん引」 NYT「サムスンの大きな思想家」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.26 08:02
25日亡くなった故・李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン会長についてニューヨークタイムズ(NYT)は「きょう、サムスン電子は韓国経済の礎(cornerstone)であり研究開発(R&D)で世界最高の投資企業の中の一つになった」として「サムスンに専門経営者(CEO)体制が整えられた後にも李会長が大きな枠組みの戦略的な方向を提供する『サムスンの大きな思想家(Samsung’s big thinker)』として残ることができた」と評価した。
ブルームバーグ通信は故人について「サムスン電子を模造品生産会社から誰でも羨む世界最大のスマートフォン・テレビ・メモリーチップ企業に変貌させた」と評価した。中国中央電視台(CCTV)のインターネット版と騰訊網は「李会長は韓国の『経済大統領』と呼ばれる」と報じた。読売新聞は李会長が1997年アジア通貨危機当時、自動車など収益性が低い部門を果敢に整理する一方、半導体など成長が期待される事業に巨額を投資するなど「選択と集中」を通じてサムスンを急成長させたと評価した。李会長が就任した後、約25年間グループ売り上げは約30倍、時価総額は約300倍増えたと伝えた。