<李健熙サムスン会長死去>李会長の株式だけで18兆ウォン台、遺族ら相続税10兆ウォン超えか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.26 10:11
李健熙(イ・ゴンヒ)会長の死去でサムスンはこれから本格的な「李在鎔(イ・ジェヨン)時代」の幕を開けることになる。李在鎔サムスン電子副会長(52)が半導体をはじめとする電子系列を、2歳下の妹である長女の李富真(イ・ブジン)ホテル新羅代表(50)がホテル・免税店を中心に独立経営に出る見通しだ。
長男である李在鎔副会長は父親の時代の遺産を受け継ぎながらも「順法経営」を確立しなければならない課題を抱えている。5月の国民向け謝罪で李副会長は父親が固執してきた「無労組経営」を公式に放棄した。継承過程で起きた違法性議論にも彼は「これ以上議論できないようにする。法を犯すことは決してしない」と公言した。サムスンエバーランド転換社債(CB)発行、サムスンSDS新株引受権付き社債(BW)発行など生前に故人が特検調査まで受けた事件に対し受恵者格である李副会長次元の初めての公式謝罪だった。
◇法を超越する行為「不寛容原則」の見通し