韓米戦作権転換をめぐる衝突、国防長官記者会見も取り消し
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.15 07:34
韓米関係が安保と経済両側で雑音を出している。米国防総省当局者は14日(現地時間)、ワシントンで開かれる韓米安保協議会の(SCM)を控えて文在寅(ムン・ジェイン)政府が望む「任期内戦時作戦統制権の転換」に対して否定的な立場を明らかにした。
この当局者は中央日報に「(戦作権転換は)タイムテーブルが重要なのでなく、きちんと行うことが重要だ」として「時間(time frame)を決めてするよりは条件が満たされた時転換が行われるのが大事」と話した。これはその間米政府が内心持っていた立場だが、今度は徐旭(ソ・ウク)国防部長官がワシントンを訪ねてマーク・エスパー米国防長官と初めてSCMを開く状況から出たということから異例的だ。文在寅政府の任期内に戦作権転換が不透明になったという観測が出ている。