人民元とともに上昇したウォン、15カ月ぶりに1ドル=1150ウォン崩壊
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.13 08:32
12日のソウル外国為替市場でドル相場は前取引日より6.5ウォンのウォン高ドル安となる1ドル=1146.80ウォンで取引を終えた。取引時間中に相場が1150ウォンを下回ったのは昨年7月1日の1148.9ウォンから1年3カ月ぶりだ。
ウォン高傾向の背景にはドル安と人民元高がある。ドルの価値が下がると新興国通貨のようなリスク資産を好む心理が回復するが、ウォンもこれと似た流れを見せる。また、中国との経済的な関係が深いことからウォンは人民元相場との同調化傾向が大きい。