【コラム】北京から消える韓国料理店、領土広げる日本料理店(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.05 08:24
なぜこのようになったのか。2017年初めのTHAAD問題が出発点だった。中国政府の可視的な報復措置により両国間の往来が減り、飲食店は直撃弾を受けた。重要なのはその後の4年だ。韓国料理店は中国人を顧客として引き込むのに成功しただろうか。
北京に進出して飲食店を経営している料理人のアン・ヒョンミンさんは「既存の韓国料理店が望京と韓国人コミュニティを中心に事業を展開したのに対し、日本食は外食事業専門家らがきて中国人を対象に営業した。韓国料理店はこうした対処が足りないのが問題」と指摘した。中国人のニーズに沿えていないということだ。