韓経:韓国の株価下落がアジア最大になった理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.25 10:13
KOSPI(韓国総合株価指数)がおよそ1カ月ぶりに2300を割った。KOSDAQも800台割れに迫った。米国株式市場がハイテク株を中心に急落し、新興国の株式市場に対する調整心理を刺激したという分析だ。7-9月期に入って上昇幅が大きかったうえ、調整局面がほとんどなかった韓国株式市場で投資家の売りが続き、アジア株式市場で下落幅が最も大きくなった。秋夕(チュソク、中秋)連休を控えてリスクを避けようとする売りも増えたというのが、証券業界の説明だ。
KOSPIは24日、2.6%下落した2272.55で取引を終えた。先月20日に3.66%下落して2300割れがあったが、およそ1カ月ぶりにまた2300を下回った。この日、KOSDAQは4.32%下落して806.98で取引を終えた。3月23日(5.13%)以来の下落幅だ。KOSPI市場とKOSDAQ市場のそれぞれ時価総額上位20銘柄のうち唯一、SKハイニックスの株価(0.84%)だけが値上がりした。