韓経:英独日まで…世界の証券市場の時価総額順位に「地殻変動」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.14 10:32
韓国で新型コロナウイルス流行を契機に、バイオ、バッテリー、インターネット、ゲーム業種の大型株「BBIG7」が伝統産業強者の順位を引き下げ株式市場の主流に位置しているように、主要先進国の証券市場でも今年に入り時価総額順位の逆転がはっきりしていることがわかった。米国の「FAANG(フェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)」のほか、日本、ドイツ、英国、カナダなどでも非対面関連の少数成長株への偏り現象が目立っている。新型コロナウイルスがデータ、バイオ、二次電池、電気自動車などの技術革命の入口にあった産業を主流に浮上させ、世界の株式市場の地形も変えたと分析される。
◇「原材料の国」までプラットフォーム企業が1位
メリッツ証券が13日に明らかにしたところによると、主要先進国証券市場のバリュエーション(業績比株価水準)は過去最高水準に近接したり更新した。各国代表指数基準の12カ月先行株価収益率(PER)は日本が17.2倍、英国が15.3倍、ドイツが15.8倍を記録している。同社のイ・ジンウ投資戦略チーム長は「韓国KOSPI指数の12カ月先行PERが12倍水準だが、これらの国の証券市場バリュエーション膨張速度はさらに速い。ほとんどの主要先進国株式市場でも成長株への偏りが現れ、地形変化が急速に進行しているため」と説明した。