韓経:北朝鮮は微動だにしないのに…防疫協力をまた提案した文大統領
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.24 08:56
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の「北東アジア防疫協力体」構成提案が虚しい掛け声に終わるのではないかという懸念の声が出ている。悪化の一途をたどっている南北関係を改善するための次元だが、日本、中国、北朝鮮など関連国が呼応するか分からないためだ。
文大統領は23日未明に開かれた第75次国連総会一般討論演説で「ポストコロナの韓半島(朝鮮半島)問題も包容性を強化した国際協力の観点から考えることを期待する」との趣旨の内容を公開した。防疫協力体関連の部分は、この日の演説で「多者的な安全保障体系」の必要性を力説した。また「さまざまな国が共に生命を守り安全を保障する協力体は、北朝鮮が国際社会との多者的協力で安保を保証される土台になるだろう」と強調した。