米国、露骨に中国を指し「米国最大の安保の脅威…海軍力強化し対応」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.18 08:58
米国がインド・太平洋で覇権競争を繰り広げている中国を念頭に海軍力増強計画を策定した。世界最大規模と評価される中国海軍力に対し優位に立つために「ゲーム・チェンジャー」の立場から約30年間、数百億ドルを投入するという腹案だ。
17日、AFP通信によると、マーク・エスパー米国防長官は前日(16日)、カリフォルニア州ランド研究所で「艦隊の艦艇を現在の293隻から355隻に拡大するなど、米国の海軍力を全面的に見直す海軍力増強計画を設けた」とし、「これを『フューチャー・フォワード(Future Forward)』計画と命名した」と述べた。米国は艦艇数を増やすほか、選択的に有人または無人自律が可能な水上兼用潜水艦、多様な空母搭載用航空機などを戦力に追加すると伝えられた。エスパー長官は「未来の艦隊は空中と海上、水中での致命的な効果(攻撃力)を投射するための能力面で更なる均衡を持つだろう」と強調した。