慰安婦被害者の李容洙さん「尹美香起訴、誰が残念だと言ったのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.15 15:47
「30余年間、慰安婦問題の解決のために一緒に行動していた尹美香(ユン・ミヒャン)が起訴されましたが、残念に思う気持ちは全くありません」
旧日本軍「慰安婦」被害者の李容洙さん(92)が15日午前、中央日報の電話取材に対して語った言葉だ。李さんは「尹美香の罪に関連したことは私が答えるのではなく、法に尋ねなければならない」とし「法が適切に審判するだろう」と話した。与党「共に民主党」の尹美香議員(56)は今月14日、慰安婦被害者のために集めた募金など公金から1億ウォン余り(約895万円)を横領した容疑などで不拘束起訴された。
李さんはこの日の取材で、自身と尹氏に関する一部メディアの報道を指摘して怒りをあらわにした。李さんは「尹美香議員と30年余り一緒に仕事をしたが、起訴の便りで気分が良くないようだとの話が出ているが、それは全く事実ではない」とし「誰がそのような話をしたか。絶対にない」と声を高めた。