【社説】医師らはストをやめて患者のそばに戻らねば=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.27 18:01
医師らがきのうから3日間にわたる集団休診に突入した。言葉では3日だが土日を合わせれば5日間にわたり相当数の病院が事実上門を閉ざす格好だ。救急室と集中治療室をはじめ相当な診療空白が懸念される。文在寅(ムン・ジェイン)大統領はきのう、大韓医師協会のストに対し「原則的法執行を通じ強力に対処せよ」と指示した。
今回のストは専攻医・専任医・開業医を網羅した2010年から10年ぶりの総ストだ。2010年には医薬分業に反発した医師らの総ストがあり、2014年には遠隔医療に反対した専攻医(インターン、レジデント)のストがあった。特に新型コロナウイルス第2波という厳しい状況で医師らが患者のそばを離れる事態がもたらされ非常に心配だ。新型コロナウイルス感染者は1日300人台に再び増えており、いつ急増するのかわからない緊迫した状況だ。ストをしている余裕はないという話だ。