「福島原発汚染水放出しないで」日本の地方議会でも反対
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.25 08:58
日本政府が2011年の福島第1原発事故で発生した汚染水を海洋や大気に放出する案を推進していることと関連し、周辺地方議会からも反発が出てきた。放射能による人体への被害よりは、健康に問題が生じるなどの「根拠のないうわさ」で地域の農畜産物などが売れなくなり被害を受けかねないという主張だ。
宮城県議会の石川光次郎議長は24日に東京電力幹部と会い、福島原発に保管中の汚染水を海洋や大気中に放出しないよう要請した。また、こうした被害をなくすことができない以上東日本大震災の被害から真の意味の復興を達成することは難しいとの考えを示した。石川議長の主張に東京電力側は「政府が提示した方針を考慮して慎重に対応したい」と対応した。