韓国、7月の失業者114万人…21年間で最悪なのに経済副首相は「雇用改善」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.13 08:54
雇用が消えている。失業者は21年来の水準に増え、就業者は減り続けている。それでも政府は「雇用状況が毎月着実に改善している」として肯定的な数値ばかり強調した。統計庁は12日、「7月の雇用動向」で7月の就業者数が27万7000人減り5カ月連続で減少したと発表した。世界金融危機の余波があった2009年1~8月の8カ月連続減少以降で最長期間だ。15~64歳の雇用率も66%で1年前より1.1ポイント下落した。同月基準では2013年の65.3%から7年来の低水準だ。
失業者数は過去最大級だ。113万8000人で関連統計を作成し始めた1999年7月の147万6000人以降7月基準で最も多かった。通貨危機克服後で失業者が最も多いのがまさにいまだ。失業率も4%で失業率基準が変更された99年7月以降で最悪だった。