韓経:「ワクチン出来次第確保」…米国、7億回分「独占」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.07 09:19
米国政府が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチンを追加で確保し、これまで計7億回投与分を事前確保した。米国だけでなく、英国、日本など他の先進国も新型コロナワクチンの確保に熾烈な競争を繰り広げている。米国最大の遠隔医療企業テラドック・ヘルスは、糖尿病などの慢性疾患の管理会社リボンゴ・ヘルスを185億ドル(約1兆9500億円)で買収するなど、グローバルヘルスケア市場で大型買収合併(M&A)も続いている。
ジョンソン・エンド・ジョンソンは5日(現地時間)、新型コロナワクチン1億回投与分を米国政府に供給する契約を結んだと発表した。契約規模は10億ドルで、米政府は後から2億回投与分を追加で注文する権利がある。ジョンソン・エンド・ジョンソンが開発中のワクチンは、来月臨床第3相に入る。