韓経:サムスンがイメージセンサーで「目覚ましい追撃」…ソニーとの格差大きく縮める
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.04 09:49
「第4次産業革命の目」と呼ばれるイメージセンサー市場でサムスン電子が「難攻不落」と呼ばれた世界1位のソニーを猛追撃している。中国シャオミなどに供給先を拡大すると同時に6400万画素以上の高付加価値製品販売を増やした影響が大きかった。サムスン電子システムLSI事業部のカン・インヨプ社長は「システム半導体で世界1位になれる3つの製品群のひとつがイメージセンサー」と強調した。
◇サムスン電子のシェア5ポイント上昇
市場調査会社のオムディアが3日に明らかにしたところによると、今年に入りソニーとサムスン電子のCMOSイメージセンサーのシェア格差は大幅に縮小した。昨年7-9月期に56.2%まで伸びていたソニーのイメージセンサー市場の世界シェアは今年4-6月期には推定値で42.5%と13.7ポイント下落した。これに対し同じ期間に世界2位のサムスン電子のシェアは16.7%から21.7%に5ポイント上昇した。これに伴い、昨年40ポイントまで広がったソニーとサムスン電子のCMOSイメージセンサー四半期シェア格差は今年に入り20ポイント水準まで縮んだ。昨年の両社の四半期基準シェア格差は30.1~39.5ポイントだった。今年に入って1-3月期に格差が20.2ポイントまで減り4-6月期には20.8ポイントを記録した。