新型コロナ、温度・湿度無関係?WHOの誤判断
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.08.03 17:00
平均気温が上がったり湿度が高くなったりすると、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染者が減少するという研究結果が出た。季節の影響を受けず、暑さと共に感染が減少することを期待することは難しいという世界保健機関(WHO)の最近の発表とは相反する結果だ。
中国・北京首都医科大学のチャン・イン(Zhang Ying)博士とスイス、デンマークの研究チームが先月30日(現地時間)に公開した論文で「新型コロナの伝播と温度・湿度は全世界的に負の相関関係を示し、ほぼ線形的な関係を示している」と述べた。温度と湿度が上がると、それに反比例して新型コロナの伝播は減るということだ。124カ国1236地域のデータを分析した結果だ。