韓国代表鉄鋼企業ポスコ、会社設立後初めて四半期業績で赤字転落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.21 17:08
ポスコが4-6月期に新型コロナウイルスの余波による世界的な需要不振から赤字に転落した。ポスコが赤字を出したのは四半期業績の集計を始めた2000年以降で初めてのことだ。鉄鋼業界によると事実上会社創立以来初めてという。
ポスコは21日、4-6月期に単体基準で売り上げ5兆8848億ウォン(約5248億円)、営業損失1085億ウォンを記録したと公示した。売り上げは昨年4-6月期より21.3%減少し、営業利益は赤字に転落した。
ポスコは「新型コロナウイルスによる世界的な需要産業不振と市況悪化により鉄鋼部門では販売量と販売価格が下落した。1-3月期に比べ粗鋼生産量は129万トン、製品生産量は87万トン減少した」と明らかにした。販売量は前四半期より85万トン減少した。