韓国ポスコ、需要急減で16日から会社創立後初めて一部設備稼動を中断
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.08 17:21
自動車と造船業種の不況でポスコが減産に入る。ポスコは8日、一部生産設備の稼動を16日から中断することにしたと明らかにした。世界的な需要不振に新型コロナウイルスの余波まで重なり鉄鋼需要が急減したためだ。ポスコが需要不振のため生産設備の一部を止めるのは1968年の同社創業後で初めてだ。これに先立ちポスコは最近改修補修作業を完了した光陽(クァンヤン)第3高炉の再稼働時期を延期するなど弾力生産に入った。
具体的な減産計画はまだ決まっていない。ポスコ関係者は「どの事業所がどのように休業することになるかは未定」と話した。ただ、一度中断すると再稼働まで時間がかかる高炉(溶鉱炉)は考慮対象でないと付け加えた。