【コラム】座礁危機の非核化交渉、米朝実務対話で突破口求めなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.21 12:01
2018年以来南北と米国の間で展開してきた首脳レベルの非核平和外交は重大な岐路に立たされた。ともすると外交は座礁し危機が迫りかねない。
これまで南北首脳外交と米朝首脳外交はそれぞれ時差を置いて異なる軌跡で浮沈した。しかし結局両方とも中断された。細部的に見れば南北関係は断絶し、ついには破綻過程に進入した。もちろん開城(ケソン)工業団地内の南北共同連絡事務所爆破まで行った破綻過程は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の介入でひとまず停止した。米朝関係は断絶までではないが、対話不在状態だ。北朝鮮は米国の新たなアプローチを要求し、戦略武器発射をちらつかせている。