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【コラム】座礁危機の非核化交渉、米朝実務対話で突破口求めなくては

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.21 12:01
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2018年以来南北と米国の間で展開してきた首脳レベルの非核平和外交は重大な岐路に立たされた。ともすると外交は座礁し危機が迫りかねない。

これまで南北首脳外交と米朝首脳外交はそれぞれ時差を置いて異なる軌跡で浮沈した。しかし結局両方とも中断された。細部的に見れば南北関係は断絶し、ついには破綻過程に進入した。もちろん開城(ケソン)工業団地内の南北共同連絡事務所爆破まで行った破綻過程は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の介入でひとまず停止した。米朝関係は断絶までではないが、対話不在状態だ。北朝鮮は米国の新たなアプローチを要求し、戦略武器発射をちらつかせている。

 
このような現象が新型コロナウイルスという環境の中で展開しており不確実性を増している。一方、南北米首脳外交の主行為者だったトランプ米大統領は再選に没頭している。

こうした状況が続けば北朝鮮が対南関係破綻作業を再開し対米挑発をする素地が大きくなる。そうなれば危機が訪れかねない。選挙で劣勢に追いやられたトランプが何をするかによって激変が起きる可能性もなくはない。したがって今後の韓米の対処は事態の去就に重大な意味を持つ。危機局面が続く場合、被害が韓国に押し寄せる恐れもある。韓国政府としては文在寅(ムン・ジェイン)大統領の残り任期の間に非核平和プロセスが無為に帰する状況を見ることになるかもしれない。

◇非核化交渉省察し新たなアプローチ始め

理想的には南北米いずれも現局面の打開に向け2018年以降の交渉を省察し、これまでのアプローチを調整して新たなアプローチをするのが適切だ。しかしシンガポールでの米朝首脳会談後、勝利主義に陶酔した北朝鮮がそうするわけがない。むしろ北朝鮮はハノイでの米朝首脳会談後に立場を硬化させた。ハノイで提示した「寧辺(ヨンビョン)vs制裁解除」案を撤回し、「対北朝鮮敵対視政策撤廃vs非核化交渉再開」に要求水準を高めた。

教条的な北朝鮮はそうだとしよう。興味深いのは韓国と米国も既存の立場にとどまっているという点だ。韓国の最近の外交・安保人事改編を見れば依然として南北対話を生かし2018年の栄華を再現しようとしているようだ。このアプローチが受け入れられるには2018年のように北朝鮮が韓国の提案に呼応するという前提がなければならない。しかしいまの北朝鮮は韓国との取引を拒否している。

米国政府の姿勢も新しくない。最近のビーガン米国務省北朝鮮政策特別代表の韓日歴訪がこれを如実に示した。ビーガン氏は新たな構想なく非核化と対話再開に関する既存の立場を再び明言した。北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソンヒ)次官を公開批判したのが唯一の新しい点だった。このように選挙渦中の米国は現局面を打開する上で激しい問題意識を持っていない。

その後北朝鮮は金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長の談話で反応した。依然として既存の立場を堅持する内容だ。やはりトランプ大統領との会談に関心を見せながらも、北朝鮮式の条件を強調している。最近米国の敵対的措置を非難し挑発の可能性も開いている。北朝鮮が挑発する考えさえ固めれば口実はあちこちにある。北朝鮮式の計算法によると韓米合同演習は北朝鮮の核・ミサイル試験猶予とかみ合っており、演習が再開されれば挑発するかもしれない。

南北米が既存の慣性で縛られていては事態が悪化しやすい。そうなれば韓国は直接的な負担を抱えることになる。このため韓国が乗り出すほかない。綿密な対処が緊要だ。

現状況を打開するにはまず対話を復元させなければならない。しかしもしわれわれが従来のように南北対話と協力を前面に出すアプローチをすれば北朝鮮の呼応を得ることもできず韓米の溝だけ広げる素地がある。いっそ局面打開の動力は米朝実務対話に求めなければならない。首脳会談はそれからだ。先に米朝間実務会合を成功させ、その好循環のエネルギーを活用して南北を復元させるほうが良い。

◇現在の局面は危機に進む入口

米朝を対座させるには米朝双方に柔軟性を持つよう説得しなければならない。容易なことではないが別に代案がないから試みなければならない。米国に対しては韓国が若干の柔軟性を説得できるはずだ。トランプ大統領が北朝鮮との対話に関心を持つ素地がなくはないためだ。選挙で劣勢のトランプ大統領としては北朝鮮の挑発で自身の首脳外交の成果が崩れればさらに打撃を受けることになる。米朝対座を通じそうした状況を防げるならば拒まないだろう。

しかし米国が若干の柔軟性を発揮しても北朝鮮の期待には満たないだろう。ここで北朝鮮の柔軟性が要求される。だからとわれわれが北朝鮮の柔軟性を説得する方法はない。そのためこの部分は中国を動員し北朝鮮の要求水準を下げることがひとつの案だ。中国としても韓半島(朝鮮半島)危機は望ましくないだろう。北朝鮮としても米朝対話を自己流で牽引しようと過剰に対処して米国の反撃に直面するのは良いことではない。挑発カードを切り間違えてトランプ大統領が落選することも望むところではないだろう。中国の説得が受け入れられる素地が伺える。

現在の局面は危機へと進む入口だ。対処案の最初の段階は対話復元で、その対象は米朝対話だ。これを成功させるためには韓国と中国が米国と北朝鮮に対話再開に共通の利益があることを説得する必要がある。

この道を進むにはまず韓国自らが現状況に対する厳重な認識を持たなければならない。従来と違ったアプローチを試みる意志もなくてはならない。事実新しいアプローチは年初からすべきだった。6カ月がただ流れた。もう急がなければならない。

魏聖洛(ウィ・ソンラク)/元韓半島平和交渉本部長、リセットコリア外交安保分科長

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    2020.07.21 12:01
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    韓国の文在寅大統領(左中央)と北朝鮮の金正恩国務委員長(右中央)が板門店平和の家2階会談場で南北首脳会談を行っている。[中央フォト]
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