「シャワーをした下着の準備片付けをしたり昼寝から起したり…朴元淳市長の女性秘書の任務だった」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.17 09:45
支援団体は「被害者は2016年1月から半期(6カ月)ごとに人事異動を要請した。だが、いつも挫折した末、最近になってようやく勤務地を移動することができた」と主張した。Aさんの人事異動要請は朴氏が直接拒否したという。支援団体によると、Aさんは「昇進したら他の部署に異動する」という朴氏の人事原則を根拠に電報要請をした。だが、朴氏は「誰がそのようなものを作ったのか」「秘書室には該当しない」とし、人事異動を原則通り承認をしなかったというのが支援団体の主張だ。
Aさんが初めて人事異動を要請したと明示された2016年1月は、現ソウル市長権限代行であるソ・ジョンヒョプ行政第1副市長が秘書室長を務めていた時期だ。秘書室長は秘書室業務総括責任者で、秘書の採用や職員人事の責任を負う。Aさんの人事異動要請が下のほうで黙殺されず報告手続きを通常どおり経ていたとするなら、ソ氏に伝えられた可能性が高い。