【コラム】ソウル市長秘書室で止まっていた性暴行マニュアル(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.16 13:11
人権弁護士出身の市民運動家でフェミニストを自任していた朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長がセクハラ容疑で告訴された後、極端選択をしたことはなんとも皮肉なことだ。
2011年10月に就任した朴氏は翌年1月、セクハラ・性差別のない平等な職場作り総合計画を発表した。#MeToo(ハッシュタグミートゥー)が広がる前にこのような計画を出したことから、時代を先取りしていたともみることができる。2014年、非寛容原則で被害者保護を積極的にしない管理者を懲戒する対策が出された。2018年には第三者匿名情報提供制度と2次被害防止対策が出されるなど対応マニュアルは精巧だった。