韓国内コロナウイルスが変わった…感染力の強い米国流入のGHグループ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.07 09:16
最近、韓国で流行している新型肺炎ウイルスの半分以上は感染力が強いと知らされた遺伝子型Gグループだということが分かった。世界保健機関(WHO)は遺伝子塩基配列の差によるアミノ酸の変化を基準として新型肺炎ウイルスをS、V、L、G、GH、GRなど計6つのグループに分類している。
チョン・ウンギョン疾病管理本部長は6日、記者会見で「最近流行を主導するのはGHグループで、その理由は3~4月欧州・米国などから多く入国したため」と話した。5月初め、梨泰院(イテウォン)クラブ発集団感染、大田(テジョン)訪問販売会社、光州(クァンジュ)光勒寺(クァンヌクサ)などが代表的なGHグループ事例だ。新型肺炎発生初期、中国湖北省武漢の海外同胞などから流入したウイルスはSグループ、2~3月新天地大邱(テグ)教会を中心に流行したのはVグループだった。Gグループ(G、GH、GR)は欧州で源を発して米国を経て現在全世界的に最も広く流行している類型だ。